新築アパート及び小規模マンションの着工から完成までの間(建築中)に、第三者の一級建築士が施工不具合の有無をチェックするインスペクション(住宅検査)サービスのご案内です。
アパート・マンションの完成検査(竣工検査)のみをご希望ならこちらです。
新築アパートの建築中(工事中)のインスペクションとは?
新築アパート・マンションなどの投資用不動産(収益物件)を購入することには、メリットだけではなく、デメリットやリスクがあります。また、その有効な対策としてインスペクション(建物調査)が注目されています。
アパートを建築するリスク
新築アパート・マンションを建築することには、リスクがあります。そのリスクの多くは、建物の施工不具合が要因となるものです。不具合があったとき、買主・所有者にとってのリスクは以下のとおりです。
代表的なリスク
- 入居者からのクレーム
- 補修工事・メンテナンス費用の支出
- 建設会社とのトラブル
リスクを減らす「新築アパート工程検査(建築中の検査)」
このようなリスクを出来る限り減らすため、建築途中(工事中)に第三者の専門家による検査を行うサービスが、「新築アパート工程検査(建築中の検査)」です。
建築途中の検査は重要
建物の施工不具合は、誰が見てもすぐに気づくレベルのものから、経験・知識がある専門家(ホームインスペクター)でないと判断できないものまで、いろいろなものがあります。また、建築途中に指摘して補修してもらわないと後から対応することが困難なものもあります。
よって、建築途中のインスペクションは重要であり、必要なサービスです。
利用する人とタイミング
「新築アパート工程検査(建築中の検査)」は、以下のような方に、後述のタイミングでご利用頂いております。
利用する人
- これからアパート等の共同住宅を建築する方
- 新築マンション・アパートの建築途中で心配になった方
- 施工業者に全てを任せるのがご不安な方
- 専門家に任せて安心感を得たい方
- 施工業者の説明等が本当がわからない方
- 引渡し後のトラブルをできる減らしたい方
利用するタイミング
- 着工するとき
- 建築工事中
新築アパート工程検査の内容
「新築アパート工程検査(建築中の検査)」サービスの検査内容・回数、担当者などの紹介です。
一般的には、5~10回程度の検査を行うことが多いです。最終的にはお客様とご相談の上で検査回数や検査のタイミングを決めます。
検査項目
構造・工法ごとに一般的な検査項目を紹介いたします。
木造軸組工法(在来工法)
- 地盤改良工事(地盤改良する場合のみ)
- 掘り方(遣り方)
- 基礎配筋 ☆
- 基礎立上りの型枠 ☆
- 基礎コンクリート打設時 ☆
- 基礎コンクリートの仕上り土台敷き ☆
- 構造躯体(柱梁金物筋交い面材耐力壁) ☆
- 防水工事(外壁の防水シート等) ☆
- 断熱工事(主に外壁面) ☆
- 足場解体前
- 壁下地材
- 竣工検査(内覧会立会いと同等) ☆
☆は推奨する項目です。
木造軸組工法(枠組壁工法/通称 2×4工法など)
- 地盤改良工事(地盤改良する場合のみ)
- 掘り方(遣り方)
- 基礎配筋 ☆
- 基礎立上りの型枠 ☆
- 基礎コンクリート打設時 ☆
- 基礎コンクリートの仕上り土台敷き ☆
- 構造躯体(床壁金物等) ☆
- 防水工事(外壁の防水シート等) ☆
- 断熱工事(主に外壁面) ☆
- 足場解体前
- 壁下地材
- 竣工検査(内覧会立会いと同等) ☆
☆は推奨する項目です。
鉄骨造・鉄筋コンクリート造などについては、お問い合わせください。
建築途中からの検査
本サービスは着工時から完成までの検査サービスですが、既に工事に着手しているアパートやマンションの検査にも対応可能です。
注意事項
- 検査精度はご利用頂く検査回数によって異なります。
- 空調・衛生・電気設備は確認できないことが多いです。
- エレベーター設備及び機械式駐車場は対象外です。
- 構造計算のチェックは対象外です。
- 報告書の作成も含まれます。
対応可能な物件種別等
- 居住用の建物(店舗・オフィス専用は対応外、住居と兼用は対応可)
- 木造・鉄骨造・RC造・混構造
- 着工前および建築工事中の物件(新築完成済はこちら・中古アパートはこちら)
- 原則、3階建て以下
- 建物の延床面積500㎡以下(これを超える場合は応相談)
- 依頼者は個人、または不動産業・建設業以外の法人に限る
対応エリア
アパートのインスペクション(検査)サービスは、北海道から沖縄県まで全国の広範囲に対応しております。具体的な対応都道府県については、「対応エリア」をご確認ください。
検査料金
アパートの建築途中の検査サービスの料金や検査タイミングなどは、新築アパート工程検査(建築中の検査)にてご確認ください。